Part 3 / Transitions / Custom CSS transitions
svelte/transition モジュールにはいくつかのトランジションが組み込まれていますが、独自のトランジションを簡単に作成することができます。例として、これは fade トランジションのソースです。
function fade(node, { delay = 0, duration = 400 }) {
const o = +getComputedStyle(node).opacity;
return {
delay,
duration,
css: (t) => `opacity: ${t * o}`
};
}この関数は、トランジションが適用されるノードと渡されたパラメータの2つの引数を取り、下記のプロパティをもつトランジションオブジェクトを返します。
delay— トランジション開始までのミリ秒duration— ミリ秒単位でのトランジションの長さeasing—p => tイージング関数 ( tweening の章を参照)css—u === 1 - tである(t, u) => css関数tick— ノードに何らかの影響を与える(t, u) => {...}関数
t 値は、イントロの開始やアウトロの終了時点では 0 であり、イントロの終了やアウトロの開始時点では 1 となります。
ほとんどの場合、css プロパティを返すべきであり、tick プロパティを返すべきではないです。なぜなら、CSSアニメーションは、UIが遅くなるのを防ぐために、可能であれば、メインスレッドとは別に動作するからです。Svelte は、トランジションを「シミュレート」し、 CSS アニメーションを作成してから実行させます。
たとえば、fade トランジションは次のような CSS アニメーションを生成します。
0% {
opacity: 0;
}
10% {
opacity: 0.1;
}
20% {
opacity: 0.2;
}
/* ... */
100% {
opacity: 1;
}しかし、もっと独創的なものを作れます。本当に余計なトランジションを作ってみましょう。
<script>
import { fade } from 'svelte/transition';
import { elasticOut } from 'svelte/easing';
let visible = true;
function spin(node, { duration }) {
return {
duration,
css: t => {
const eased = elasticOut(t);
return `
transform: scale(${eased}) rotate(${eased * 1080}deg);
color: hsl(
${Math.trunc(t * 360)},
${Math.min(100, 1000 - 1000 * t)}%,
${Math.min(50, 500 - 500 * t)}%
);`
}
};
}
</script>忘れないで、大いなる力には大きな責任が伴います。
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